メイドでバイト 


2007.10.03
作:石山



 

 妹がぷりぷり怒って部屋に入ってきた。ツインテールが逆立ちそうな勢いだ。

「お兄ちゃん、どうしていっつも体取り替えるのよ」

 妹がランニングシャツに薄い胸板を包み、トランクスの前を膨らませて立っている。

「いやぁ、ごめんごめん、ほら、よく寝てたし。それにお前に誕生日プレゼントの服を買ってやるって言ってたじゃないか。それでさ」

 喜ぶと思ったんだが、妹はまだ怒っている。

「服のサイズなんて、知ってるじゃない。いますぐ元にもどしてよっ」
「いやぁ、そうしたいのはやまやまなんだけど、ほら機械が壊れちゃってさ。明日までまって」

 俺がスイッチを入れてもうんともすんとも言わない機械を見せると、妹が俺の襟首をつかんでゆすり始めた。さすが俺の体、すごい力だ。おかげで俺の胸が揺れてしまう。

「今から、バイトなんだよ? わかる? メイド喫茶なんだから。こんな体じゃ服が合わないじゃないの」

 妹が半泣きになりかけている。これはまずい。

「あぁ、それなら大丈夫だ。俺用のかしてやるから」

 俺はそう言って、おれ用のメイド服をクローゼットから引き出してきた。妹のバイト先のと同じデザインだ。

「こんなこともあろうかとってね。ちんぽ隠しのサポーターまで完備。ちゃんとつけないと勃ったらばれるからな。女装は大変なんだぞ。真剣勝負なんだからな」
「ばかぁ!」

 二発ほど頭を叩かれた。結局、妹はサポーターの付け方を教わってバイト先へと行った。俺は機械の乾電池を戻すと、妹の服を着て出かけた。

 



あとがき
メイドと男体化です。
 

石山